フクシマにダブルパンチ
(フクシマの影響)
2019年10月12日、台風19号が日本に上陸した。台風がその後北東に抜けたことで、福島県では阿武隈川などの河川が氾濫。その結果、たくさんの住宅が全壊、半壊するほか、1万3000の住宅が浸水するなどした。
消防庁の災害対策本部のデータによると、2019年10月30日現在、福島県で死者30人、行方不明者1人と、たいへんな被害となっている。
福島県にどっては、2011年3月の原発事故に次ぐダブルパンチといっていい。
福島県では原発事故によってまだ汚染されているだけに、心配になるのは、河川の氾濫で溜まった汚泥がどれくらい放射能に汚染されているかだ。
そこで、市民測定所のネットワークであるみんなのデータサイトでは、2019年11月末まで市民によって採取された汚泥の測定を行っている1。
すでに、いくつかの測定結果も出ている2。
その結果を見ると、汚泥も汚染されていることがわかり、一部のサンプルでは高い汚染濃度となっている。汚泥を処理する場合、マスクをするなどの対策が必要だ。
注)
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